当店のパピー教室は生まれた瞬間から始まります。
ステップ1(生後0日)
母犬がお産するときには必ず立会い介助する事によって母犬とブリーダーである私との絶対的な信頼関係が成り立ちます。 母犬が安心して子犬に触らせてくれるので、子犬の健康管理が十分出来ます。 |
まだ母犬の母乳のみで育つ時期ですが、毎日身体を触ったりする事で人間への信頼感が生まれてきます。 その為当店の子犬はやっとよちよち歩き出したと思えばもう、寄って来ます。 まだ短い尻尾をパタパタしながらやっ と歩いてくる姿は大変可愛らしいです。 ご予約の子犬であればこの頃からもう名前を呼んで育てます。 頻繁に名前を呼び続けるとまだ生後30日でも名前を覚え てに反応してくれます。 |
そろそろ離乳期に入ります。まだまだ母犬のお乳を飲みながらではありますがフードも食べれるようにならなければなりません。 最初は親の真似をしながら口に含んでみます。 その際、固いフードの誤飲が無いように母犬のフードもみんなふやかします。 そして少しづつ自力で食べる事を覚えていきます。 |
姉妹によって体格に差が出てくる時期です。 身体の大きな子に押されて中には十分に母乳が飲めなかったり、餌が十分に取れなかったりする事があります。 この時期は毎日、体重がきちんと増えていて十分に成長しているかチェックが一番大切です。 |
動きもだんだん活発になってきて、兄妹遊びや兄妹喧嘩も見られるようになります。 この頃から母犬から離れて兄妹だけで過ごす時間も作ってあげます。 同じ兄妹でも離乳が十分進んでいる子と母犬の母乳を恋しがる子もいます。 その為、わざと何時間か時間を決めて母犬と一定距離を置いて、兄妹だけの時間を作ります。 そして兄妹同士で競争心をあおらせながら食事を取らせます。 すると、離乳がうまく行かなかった子でも順調に離乳期に入っていけます。 でもまだまだ夜は母犬のおっぱいを飲む時期でもあります。 |
兄妹どうしで十分な遊びをしてだいぶ子犬同士にも慣れてきます。 (この頃が人間でたとえれば保育園入園前の時期です) そろそろ兄妹の枠を超えて他の同じ位の月齢の子犬達との接触が始まってきます。 健康状態が良好で一定の体重がある子犬はワクチンを済ませて、様子を見たのち保育園(パピー教室)へ入園します。 子犬同士で遊ぶと加減がわからず、耳や尻尾を強く噛みすぎて擦り傷になる事があります。また、チワワやシーズー、パグなどの目の大きな犬種は爪が目に入り眼球が白濁する事がありますので必ず最後に全身チェックして健康管理をしています。 |
他の子犬との接触にも慣れて、どんどん動きも活発になります。 パピー教室をする際には1頭1頭の健康状態や性格を考慮しながらグループわけをしています。 この頃になると性格が形成されてくるので、臆病な子、だれにでも喧嘩を仕掛けていく子、遊ぶよりとにかく人間に甘えたい子と、個性もさまざまです。 そしてこの頃からお引渡しが可能となります。 |
飼い主様が決まった子犬は次々に新しいご家族の元へ行きます。 子犬はすべてしつけも終っていてご縁を待つだけとなります。 当店では生後8週以降もすべての子犬に手間と時間をかけて指導していますので大きくなった子程、しつけし易く、飼育し易いという事になるのです。 呼び戻しやリードや洋服に慣れる練習などもして飼い主様をまっています。 |
パピー教室とは子犬がこれから生活していく上で重要な基本的なしつけをする教室です
●子犬同士の触れ合い社会性や協調性を身につける
●過度な不安をなくし、安全に1頭でお留守番ができる
●初めての人に対しての恐怖を取り除き、誰に対しても友好的でなつきやすい性質をつくる
●人間に対しての服従心を子犬の内に身につける
●食に興味を示し、与えられた食事を適量摂取できる
●クルーミング等のお手入れを受け入れる
●決められた場所で排泄する癖をつける
これらのすべて項目をクリアしたわんこをパピー教室卒業犬としています