当店では徹底した消毒の徹底をしておりますが、未だ、動物や人間に寄生するダニ(寄生虫)の種類は何万種類とかなりの数がおります。

その中でもよく犬に寄生するのがマダニです。

マダニは何処にでも居ますので散歩などに出かけて草むらに入れば殆んどの犬が付けてきます。マダニは目に見えるので発見しやすいです。

また、犬の耳穴を好み、そこに寄生する種類もおります。

耳疥癬は犬の耳だけに寄生します。猫や人間には寄生しません。

体内に入り込み、養分を取って生存する回虫などの寄生虫を合わせれば恐ろしい程多い数の寄生虫がこの世には存在し、動物や人間と共存しています。

通常であれば問題のない範囲で共存可能ですが、まれにダニやその死骸などに過剰に反応し、かゆみなどを伴う事もあります。

アトピー体質や花粉症などがその良い例で通常の人が反応しない程度でも過剰反応し、症状がでてしまいます。

犬でもアトピー体質の子が居ますので、掻きむしりや、ごっそりとした抜け毛、炎症などが見られた場合は獣医師で検査を行ってください。

ダニの寄生だけであれば駆除が可能です。体質改善には、体質改善フードや、別の治療法などの指示があると思いますので獣医の指示に従い治療して頂ければと思います。

ウィルスの場合はワクチンである程度防ぐ事が可能ですが、寄生虫の場合は居たら駆除する方法しかありません。マダニの場合は予防薬が獣医で手に入ります。当店では耳疥癬、被毛に付く種類の寄生虫、体内に寄生するタイプの寄生虫、すべて駆除済みでお渡ししておりますが、卵から成虫へ成長する期間などがあり、完全な駆除は難しいですので、自宅に行ってから様子を見ておかしいようであれば獣医師にご相談し、飼い主様の判断で治療してください

●耳疥癬の場合は耳を異常に痒がる●体内回虫の場合は元気だが下痢便が続く、または食べても太らない●毛に寄生する場合は異常な痒がりや脱毛・炎症などがあります。

寄生虫は共存する物ですから過度に神経質にならず、駆除し終わったらゆっくり体質改善で免疫を高める事が大切です。もし、寄生していたら一度きちんと治療し駆除する事がなにより改善への近道です。

獣医は注射などで直接体内へ薬剤を投与し駆除しますので100%に近い確率で駆除できると思います。

元々家に居た、寄生虫が子犬に付着し、発症する事も十分考えられますので、子犬を迎えたらカーペットはまめに掃除機をかけてください。

また、子犬のベットも週2〜3回は天日乾しするか、掃除機で抜け毛など吸ってください。また犬と遊んだ後は必ず手洗いと洋服に付いた毛を取り除くなどの徹底をして、2次感染の予防をしましょう。