当店の自家繁殖の子犬はしつけ済でお渡ししていますので
迎えた当日から夜泣きもしない、要求吠えもしない、トイレは100パーセント成功するとみなさまに喜んで頂いております。
しかしお迎えしてから約2週間たった頃から飼い主様は子犬のある行動に悩まされます。
それは、過度のあまがみや興奮行動です。・・・・でもそれも立派な成長のあかしなんです。
「とにかく見るものすべてかみつき、手はもちろん、歩くとついて回りズボンのすそまでかみつきながら追い回します。」
「狂ったように部屋中をぐるぐる走り回り止まらないんです・・・ストレスがたまりすぎているのですか?」
「部屋中の物を噛むので怒ると唸って噛もうとします」
このようなメールを頂戴する事があります。こんな場合は当店ではこんなアドバイスをします。子犬を迎えた方はみなさん大体同じような事で悩まれます。
同じような事という事は子犬はみんなそのような行動をするという事なのです。
あなたも当店のアドバイスを参考にしてみてください!
【当店からのアドバイス】
順調に成長している証拠です! 環境に慣れてきたので(環境ストレスが軽減したため)他のなんにでも興味を持っているんですね・・・
興奮状態で近くに手があれば牙をむいてかみつく事がありますが、威嚇しているのではなくまだうまく感情のコントロールができないのです。
手に必要以上にかみつく場合はだまっておもちゃを差し出しておもちゃに関心をむけてください。 痛い!と騒ぎ立てるとますます興奮しますのでだまっておもちゃを渡すのです。
音の出るおもちゃなどが最適ですね! 対象物を手からおもちゃに移す事で甘噛みに悩む事はなくなり、犬も満足するだけおもちゃを噛めるので その方法が一番いいです。
音を鳴らして気を引いたりひっぱりっこして本能を刺激したりしておもちゃで遊ぶことを覚えさせます。
そうすると自然とおもちゃで遊ぶ事でストレス解消してお留守番もおもちゃを入れてあげるだけでずいぶんおりこうさんに 遊んで待っててくれるようになりますよ!
洋服やスリッパなど物質的なものは犬にとってはすべておもちゃです。 しかし、現実のおもちゃとそうでないものの区別を教えないとならないです。
何か噛んではいけないものを噛んだら、音の出るおもちゃで気を引いてそのまま興味をおもちゃに移します。 そしてダメなものは子犬の前から消してください。人が歩くだけでも興奮してしまうそんな時期です。
そのため、足元に絡みつき、ジーンズなどを噛んだりとにかく動くものすべてを追います。犬の本能です。 危険なもの、ダメなものはとにかく見せない事です。
噛んだりしているときは興奮状態ですので無理に引っ張ると噛んだり唸って威嚇したりします。 まだ幼いため感情のコントロールが難しいためこのような行動をします。
トイレもちょうどできなくなる時期です。これも環境に慣れたため、とにかく他に興味が次々移り、集中しない為です。
放すとぐるぐる走り回る行動も環境に慣れて危険がない事を学んだので走るのがとにかく楽しくてうれしくてしょうがないのです。 これもよく見られる正常な行動です。この頃からよく見られるようになります。
すべて大人になれば収まってきます。
今はとにかくなんにでも興味があり、すべて上の空、感情の赴くままに行動する時期です。
成長過程で当たり前の事で順調に成長している証拠ですよ。
飼い主さんは危険が無いようにだけ配慮してあげてください。
なんの心配もないです。子犬の成長を楽しんでください^^